家賃の目安を決める

家賃は生活を左右する重要なポイント

賃貸住宅を選ぶ上で無視できないのは、やはり家賃です。生活していくには家賃の他にも生活費が必要になるため、一番大きな出費である「家賃」は慎重に考えたいところです。

一般的には、「家賃の目安は手取りの3分の1」と言われています。手取りとは、会社が支払う給与から各種保険料や税金などが天引きされたものです。その他の出費(家賃、光熱費、娯楽費、交際費など)はこの手取りから出すことになりますが、あまりに高い家賃の部屋に住んでしまうと食費や光熱費などが支払えなくなる可能性があります。このように家賃の割合が大きくなるほど生活費に余裕がなくなるため、「家賃の目安は手取りの3分の1」と考えると分かりやすいでしょう。

生活スタイルや将来の目標、収入から考える

一般的には「家賃の目安は手取りの3分の1」と言われていますが、地域ごとの相場や生活スタイルなどによっても変わってきます。

例えば、同じ収入でも都市部と郊外などでは家賃の相場が異なるため、地域の特徴なども調べておくと良いかもしれません。また、「住まいは質素で良いので娯楽費や交際費など趣味にお金をかけたい」「将来に備えて貯金や保険を充実させたい」などといった場合には一般的な目安より少なめな「4分の1程度」で考えると良いと思います。逆に、「モノやコトにはお金をかけないのでゆったり暮らしたい」という場合には、手取りでなく「総支給額の3分の1」で考えても良いでしょう。

収入はもちろんですが、生活スタイルもイメージするとより賃貸住宅を選びやすくなるのではないでしょうか。

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